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活動紹介情報

3年間の活動報告 できました「活動マニュアル」

【最終更新日】
令和4年6月8日
【訪問者数】
137名
【団体名】
傾聴ボランティア「みみともの会」

傾聴ボランティア「みみともの会」活動マニュアル

 コロナ禍も少し下火になって活動しやすくなりました。この度、初めの2年間活動して来て作り上げたマニュアルをまとめてみました。2021年3月までに修正を重ねながら出来上がったものです。2021年3月から2022年3月までの1年間をかけて小冊子にしてみました。この間にも修正されている所もあるのですがまた2年後には修正された「活動マニュアル」を作っていければと思います。

「活動マニュアル」に載せた『はじめに』です。

はじめに

 私達は傾聴というツールを学び、それを活用して地域でボランティア活動を展開すべく集いました。活動開始するにあたり、どのような仕組みを作り、どのようなルールを決め、どのように運営していけば良いのか資料を集めましたが、モデルとなるようなものを見出すことができませんでした。

 活動内容を

1.見守り活動:利用会員宅を訪問して傾聴活動をする。

2.居場所づくり活動:地域に集まれる場所を設定して、集まった人々の話を傾聴する。

として歩み始めました。1.を〈こんにちは「みみともの会」〉と名付け、2.を〈ようこそ「みみともの会」〉と名付けて両輪として位置付けました。

 これらの経過に於いて、大きな課題が見いだされました。

 ひとつはボランティアの人材です。「傾聴を学んでみたい」という希望で入会してきたが、「傾聴とは」を理解しているわけではありません。

傾聴活動に必要な、他者と自分との関係についても漠然と捉えているため、自分を振り返り他者に寄り添うという基本中の基本に立てない人もいます。この人達がスタートラインに立つために、何をどのように構築していけば良いのか判りませんでした。何もかもがバラバラな個々人が何をどこまで学んだら「傾聴」というツールを利用して、他者に寄り添えるようになるのか見当がつきません。

 中には、文章が書けない、挨拶ができない、会話として成り立たない、文章の内容を理解できない、作ったルールを守ることができない人もいました。これらのことに対しては、グループのメンバー相互にフォローアップする限界を超えてしまっているように感じました。かといって数値化できないこれらのことを評価することはもっと困難なことです。

 手探りで2年間活動して来て、今回そのつど作成してきた決まりや仕組みを整理することにしました。

 更に、「傾聴」のスキルアップをするのに大切な条件と言われている「スーパーバイザー」の存在についてはその人材に辿り着くこともできませんでした。「傾聴ボランティア活動に必要なスーパーバイザー」については、ボラティア仲間が相互にその役割を果たせるように研修の仕組みを作る事にしました。

 2年間かけてまとめた「傾聴ボランティアの活動マニュアル」をこれからの1年間に見直し修正をかけながらより良いものに仕上げていきたいと考えています。

 私たちがまとめた「傾聴ボランティアの活動マニュアル」を地域における「傾聴ボランティア活動」の参考にしていただけたら嬉しく思います。

 

「活動マニュアル」に載せた『おわりに」です。

おわりに

 コロナ禍に於いて人と人との交流が制限されてきました。

 地域づくりの活動から生まれた「傾聴ボランティア」の活動が思うようにいかなくなりました。それでも何とか待っていてくださる個人のお宅を訪問し、一人一人の心の語りに耳を傾けてまいりました。ボランティア一人一人は訪問前に検温をし、マスクを着用し、手指消毒用のアルコールを携帯し、換気に気を配り離れて座るようにしながら続けてきました。不安だからお休みしたいと言われる方もおられましたがやっぱり来てほしいと言われたりします。

 2022年3月31日現在、

2019年初回訪問者14人中4人、2020年初回訪問者10人中5人、2021年度初回訪問者19人中14人の訪問が継続しています。

 2021年3月時点にこの原稿をまとめてから1年が過ぎました。この1年間にも修正を加えたところが沢山あります。話し合って、マニュアルを作り、実施して不都合があれば修正しての繰り返しです。2年が経過した時、また振り返りをしたいと考えています。そして手探りで心を傾けて活動してきた仲間の振り返りもまとめてみたいと思います。

 支え合いの社会の中で「傾聴」が大切なツールであると言われて久しくなります。一人一人の生き方を含めて寄り添っていく事の難しさに行き詰ることもありました。でも、そこからかけがえのない贈り物をいただくことが出来ました。

 「傾聴」は養成講座を受けたから分かるものでなく、出来るようになるものでもありません。ボランティア一人一人の学びの姿勢と努力が求められます。たくさんの関係団体や関係者の皆さんのご協力の上に今があると思います。

 居場所づくりの活動である『ようこそ「みみともの会」』がお休み状態です。集団の傾聴の場であるこの活動も出来るようにしたいと思っています。

     2022年3月31日  傾聴ボランティア「みみともの会」事務局

傾聴活動をしようと考えておられる方はご連絡ください。お送りいたします。